◆瀬里香

「こ、こんな感じで……いいのかな？」

◆大輝

「あぁ、大丈夫だ」

　導かれ、瀬里香が俺の上に跨る。

　初めての体勢に、小柄な身体がふわふわと揺れる。

◆瀬里香

「わぁ……こうして見ると、大輝の身体、大きい」

◆大輝

「そりゃ、瀬里香に比べたらな」

　瀬里香の顔を見上げるという、滅多にない体験に俺も新鮮な気持ちを感じていた。

　はだけた胸を下から見上げるアングルに、ゴクリと息を飲む。

◆瀬里香

「そ、そんなに見られると……恥ずかしいよ？」

◆大輝

「すごく綺麗だからつい……」

◆瀬里香

「もう……ん……こっちも、こんなに、大きい……」

　腹の上に横たわる怒張に、瀬里香のアソコがこすれる。

　スク水の独特の肌触りに、ぴくんとモノが反応する。

◆瀬里香

「もう……しても、いい？」

◆大輝

「俺はいつでもいいぞ……瀬里香は？」

◆瀬里香

「わたしも、もう大丈夫……」

　そう言う瀬里香はずっと、そわそわしたままだ。

　硬い怒張の幹の部分に、遠慮がちにアソコを、付けたり離したりしている。

　まるで待ちきれないと言うように。

◆瀬里香

「大輝が感じてるのを見て、わたしもここ、熱く、なってる……」

　その秘所は厚手の布に覆われて、外からじゃ中の様子は窺い知れない。

　だけど、ぷるんと震える胸の天辺で、その乳首はぷくっと膨らんで、瀬里香の官能を表している。

◆大輝

「ああ、お願いするよ……」

　俺はあらためて瀬里香の目を見つめて頷いた。

◆瀬里香

「うん。大輝……好き……」

　不慣れな手つきで、けれども綺麗な指に、俺のモノが掴まれる。

　そっと柔らかく包み込むように根元が上向きに固定されて――