『朝起きたら、俺の母さんが幼なじみになっていた。』 はるかが未来からやってきて、華澄や澄香、陽奈までもが日向家に住み込むことになった次の日の朝、翔太郎が目覚めると、側で寝ていたのは半裸姿の久遠だった。 久遠は自分のことを陽奈の双子の妹と言い張り、さらに今日は一緒にプールに遊びに行く約束をしていたと、翔太郎を混乱させてしまう。
『美奈子センセイの特別(妄想)授業』 学園祭が終わり、夏休みが目の前に迫ったある日、生徒に手渡す通知表を作成していた美奈子は、翔太郎の現代文の点数が以前より落ち込んでいることに気づく。 自分の教え方が至らないからに違いないと確信した美奈子は翔太郎を呼び出し、放課後二人だけの特別授業を行うことにするが、色々と妄想が弾けてしまい──
『風邪とメイドと委員長』 学園祭が終わり、期末テストが近くなったある日、夏風邪を引いてしまった翔太郎は、珍しく学園を休んでしまう。翔太郎のことが心配で落ち着かない愛理だったが、美奈子に頼まれて、翔太郎の見舞いに行くことになり、さらには久遠にも頼まれてしばらく看病することになってしまったが──