- 結莉夏
- 「んぅっ……ぁ、あぁっ」
- 途端に、先輩の肢体がぴくんと震えた。
- トキヤ
- 「せ、先輩……?」
- 思わず、ビクッと手を離してしまう。
- 結莉夏
- 「す、すみません。ちょっとビックリしちゃって……」
- 結莉夏
- 「今度は……大丈夫です。もう、ビックリしません、から」
- トキヤ
- 「そ、そうですか」
- 予想外の反応に、胸のドキドキ度を強めながら、
俺はもう一度、先輩の胸に手を伸ばす。
- トキヤ
- 「結莉夏先輩……」
- ふにゅ、という柔らかな感触とともに、先輩の鼓動が伝わってくる。
- こんなにもドキドキしていたのか、と少し驚いてしまう。
- 結莉夏
- 「ん……ふぅ……ぁ、あ、んぅっ……」
- 手のひらに吸い付きそうなほど、先輩の肌は瑞々しさに満ちていた。
- 胸の形を確かめるかのように、手のひら全体で覆って
ゆっくりと撫でまわしてみる。
- 結莉夏
- 「あ……ふぁ……トキヤくんの、ゆび、優しい、です……ぁ、んぁ……」
- 俺の手が乳房を刺激するたびに、甘い吐息が先輩の口からこぼれていた。
- トキヤ
- 「どう、ですか……?」
- 結莉夏
- 「あ、ちょ、そ、そういうことは聞いちゃ駄目ですってば……!」
- トキヤ
- 「す、すいません……っ」
- つい尋ねてみたら、顔を真っ赤にして怒られてしまった。
- そ、そうだよな。こういうことを聞くのはよくないよな、確かに。
- 結莉夏
- 「で、でも、その……嫌ではない、ので、んっ……
心配はしないで、大丈夫……です、ふぅ……」
- トキヤ
- 「……はい」
- 恥ずかしがったりしながらも、口で伝えてくれる先輩。
- 先輩が嫌じゃないのなら、もっと強くしてみようと、
撫でるのをやめて、軽く握ってみる。
- 結莉夏
- 「あぅ……は、あ……胸、こね、ちゃ、ぁ、ぁぁっ」
- 俺の指が動くたびに、先輩の乳房がぐにぐにと形を変える。
- それはとっても魅惑的な光景だった。