- トキヤ
- 「じゃあ、制服……はだけるから」
- 叶
- 「あ、う、うん」
- 全部脱がす……のは流石にちょっと、場所が場所だし。
- トキヤ
- 「おお……」
- 服の間から、白くて柔らかな丸みがこぼれ出して、いっそう強調されて見える。
- 呼吸に合わせて上下しているわずかな動きすら、誘うようになまめかしい。
- 叶
- 「あ……胸、むき出しなの、そわそわする……」
- 恥らうように、はだけられている胸を自分で見下ろす様子にどきっとした。
- 制服姿っていうのが、ま、また、いいな。
- 叶
- 「こういうの、好きなの……?」
- トキヤ
- 「嫌いな男はいないんじゃないかな」
- 叶
- 「はう……も、もう、えっち」
- 睦言を交しながら、そーっとスカートもめくりあげていく。
- 叶
- 「ぁ、スカートもなの……っ?」
- そうしながらじっと見つめていたら、恥ずかしそうな
抗議にならない抗議の目が飛んでくる。
- 叶
- 「見られてると、どきどきしちゃうよ……」
- トキヤ
- 「……そんなに?」
- 叶
- 「うん。おかしいよね、触られてないのに……それに、
トキヤにえっちな目で見られるのって全然嫌じゃなくて」
- 叶
- 「……どんどん、身体が熱くなっちゃう……」
- トキヤ
- 「俺も、見るだけでもすごいドキドキする。
……でも、それだけじゃ、だよな」
- 叶
- 「うん。ちゃんと……して、ね」