- トキヤ
- 「メ、メグリ……いつの間に、こんなことを……っ!?」
- メグリ
- 「兄さんに……れるんっ、喜んでもらい、たくて……
勉強……しまし、た……ちゅ。んむふっ……」
- 俺の先端に舌を這わせながら、メグリが途切れ途切れに言葉を返す。
- その際に降りかかる吐息すらも、俺の心をくすぐり、喜ばせる。
- メグリ
- 「流石に……練習は……んぅ、れるぅ。出来ませんでした、
けど……どう……んちゅ……ですか……? ちゅむぅ」
- 自ら漏らした言葉の通り、メグリの舌遣い自体には、
まだどこか遠慮のようなものが感じられる。
- ただ、懸命に刺激を与え続けようとしてくれていることは、痛いほどに理解できた。
- トキヤ
- 「ああ……気持ちいい、よ。メグリ……」
- メグリの舌が這うたびに、もどかしい快感が脳天まで突き抜けるようだった。
- 思わず、腰を浮かせて、メグリの口内を蹂躙してしまいそうになる。
- メグリ
- 「んちゅ……あふ、んぅ……ちゅ……良かった……です……ちゅぷ、んちゅ……くちゅ……」
- トキヤ
- 「っ……!」
- 背筋から腰にかけて、ずんと衝動が走るのが分かる。
- けれど止めどない快感を、もっともっと長く味わいたくて。
俺は歯を食いしばって耐え続けた。
- メグリ
- 「あぁ……また、先の方から……ちゅ、ちゅむ……ふぁ、しょっぱい……んぅ、れちゅっ」
- メグリ
- 「いただきます、ね……ふぅ、んっ、兄さん……ぁむ。
んく……こくぅ、こくんっ……んん、ふぅ」
- メグリの口から、ぴちゃぴちゃと液体を舐める音が聞こえてくる。
- 俺の先端部分に向かって、舐め取るように舌が動いた。
- トキヤ
- 「んっ、くぅっ……!」
- メグリ
- 「んぅっ!? ピクって動いて……ん、ちゅ……
また、大きくなりました……っ、はぷ、んくちゅっ」
- メグリは、俺の全てを口に含もうと幹の付け根を目指して、何度も唇を這わせてくる。
- その間も、休みなく動き続ける舌が、俺に快感を与え続けてくるのだから、たまらない。
- メグリ
- 「んっ、くぅ……はぁ、兄さん……もっと、感じてくださいっ……くちゅ、ちゅっ、ちゅむ」