- トキヤ
- 「青葉ちゃ……ん、ど、どうしたんだ、それ」
- 青葉
- 「新妻の定番かと思いまして」
- トキヤ
- 「いやいやいや、全国の新妻の皆様が必ずやることではないと思うんだけど!」
- 青葉
- 「こんな格好、当然恥ずかしいですのよ? 今にも胸がどきどきで壊れそうですの」
- 青葉
- 「本当は、お寝坊なトキヤさまに朝食をお持ちして起こそうかなって思ってましたの」
- 青葉
- 「でも、トキヤさまが修練に励んでらっしゃると知って、どうしようかと」
- トキヤ
- 「ああ、いや……予定を狂わせちゃったかな。単に、しっかりしないとって思ったから」
- 青葉
- 「もう……そのくらいの隙は見せていただきたいですわ。
お世話させてくださいませ、トキヤさま」
- トキヤ
- 「お、おう」
- 青葉
- 「それに、どうしよう、と言っても困ったわけではありませんのよ。
いえ、困りはしましたけれど……」
- 青葉
- 「むしろ、ときめきすぎて困ってしまって……こ、こんな格好を、してしまったんですわ」
- エプロンからは、ふっくらしたお尻がむき出しだった。
これは、く……っ! く、くそっ! 静まれ俺!