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- ◆ 麗
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「ひゃぅっ」
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軽く吸い上げると、麗の身体がピクッと震えた。
- ◆ 麗
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「ふ……あぁ……だからって、そのおっぱい……
いきなり吸い付いてくるのは、どうかと思いますよ」
- ◆ 始
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「そうしてもらいたいのかと思って」
- ◆ 麗
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「してもらいたい、のは……そう、ですけど……」
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拒むわけでもなく、俺の頭を抱きかかえるような手から、
そういうことだと思っていた。
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そして、そうだと分かったら、もう我慢はしない。
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麗の柔らかい胸を片手でしっかりと揉む。
- ◆ 麗
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「あ、んっ、人が話している時に揉むのは反則、です……」
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手に余って指の間からはみ出そうになる柔肉を、
指を埋めるように揉む。
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優しくしているつもりではあったが、
この感触には理性が持たない。
- ◆ 麗
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「だけど……兄さんの手、気持ちいい、です……」
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肩を震わせながらの言葉に、
もう我慢が出来なくなった。
- ◆ 始
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「そんなこと言われたら、もっとしたくなるだろ」
- ◆ 麗
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「んぅ、は、あぁ……言わないでも、
するじゃないですか……」
- ◆ 始
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「まあな。麗の身体を見ているだけで、我慢出来ない」
- ◆ 麗
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「あぅ……そ、そんなに、魅力的、ですか……?」
- ◆ 始
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「だから、我慢出来ないんだろ」
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掌で乳首をこねくり回すようにしながら、揉みしだく。
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もう一方の乳首は口に含んでは軽く吸い上げるという
刺激を加え続ける。
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他の誰でもない麗の胸にこんなことをしている現状に、
興奮ばかりが高まっていく。
- ◆ 麗
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「う……あ……兄さんにおっぱい揉まれて……吸われてる、
なんて……こんなこと、してもらえる、なんて……」
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俺が与える刺激を、体を小さく揺らしながら
麗が受け入れる。
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時々、いやいやとするように体が左右に揺れるが、
体が反応しているだけ。だと思う。
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麗の声も表情も、拒む様子なんてまるでないから。
- ◆ 麗
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「はぁ……あぁ……縁カウントが見えるって言われて、
兄さんのこと意識して、から……」
- ◆ 麗
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「ずっと……こんな風になれれば、なんて
思っていました……」